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1st オリジナル無声映像作品
「人形劇ギルド」
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『チョコレート工場の秘密』 ロアルド・ダール

チョコレート工場の秘密
R・ダール Q・ブレイク 柳瀬 尚紀 / 評論社
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貧しいチャーリーがチョコレートを口にできるのは、一年に一度、誕生日の日だけ。
チャーリーの町にある世界一大きくて有名なワンカのチョコレート工場は、皆の憧れの的。
あるとき、ワンカの謎のチョコレート工場に5人の子供が招待されることになった。チャーリーも黄金の切符を夢見て・・・。

児童向けだと思って侮ってはいけません。
チョコレート工場という響きからも、甘い夢いっぱいの物語だと勝手にイメージしていたら、なかなか辛口でありました。
チャーリーが黄金切符を手に入れるまでの話は何とも微笑ましくて、とくに4人のおじいちゃんおばあちゃんとの関わりがとてもいい感じでほのぼのしました。
ところが、チョコレート工場の中に入ったあとは、何だか雲行きが怪しくなり、夢いっぱいの工場なのか、人を食べてしまう恐怖の館なのかという趣に変わり・・・というのはちょっと大げさですが(いえ、かなり大げさです)、ふんわりした空気とはひと味違ってきます。
でも、やっぱり工場のなかはダイナミックな仕掛けが楽しくて、たまらなく、魅力的。なるほど映像化にぴったりです。
辛口だなぁ、と思ってしまう場面も、きっと子供にしたら、これくらいの方がわくわくして面白いのかもしれない。もともと童話には残酷性がつきものだというし。
これを読んだ子供たちが、「我がままはやめよう」とか「テレビを見るのを控えよう」とか「おじいちゃんおばあちゃんを大切にしよう」と改心するかといえば、そんな簡単で甘いものではないとは思うけれど、こういった勧善懲悪の物語は、心の根っこに何かをきっと植えつけてくれると、それが本の力なのだと、そう信じたいです。

実をいうと、「チャーリー、工場のなかで、とくに何もしていなかったんじゃない?」と突っ込みたい気もするのですが、家族思いのチャーリーが夢を手にいれることができた大いなるハッピーエンドはただ単純に純粋に嬉しいものでした。
# by wa-ra-bi | 2005-09-16 00:49

突然ですが・・・

引越しました。
エキサイトもデザインなどは気にいっていたのですが、ちょっと使い勝手がよくないように思いまして・・。


新しいURLはこちら

とりあえずしばらくこちらで様子を見てみようかと思ってます。


あ、お馴染みサマは勝手にリンクさせていただいております。ヨロシク♪
# by wa-ra-bi | 2005-02-06 00:02

『風の海 迷宮の岸 十二国記』  小野不由美

『風の海 迷宮の岸 十二国記』  小野不由美_b0038756_21104593.jpg今度の主人公は泰麒。
泰麒は泰国の麒麟。
麒麟はその国の王を選ぶ。そしてその王に仕える。
王が道をはずすと麒麟は病み、命を落とす。そして王も麒麟が死ぬと死ぬ。
蓬莱国で人間として育った幼い麒麟・泰麒は王を選ぶという、自分に課せられた大任を果たす術を持たず、不安と葛藤の日々を過ごしていた・・・。

まぁ、なんといたいけな泰麒がかわいらしく、いじらしく・・。
心がほんとうにまっすぐで、重圧に押しつぶされそうになりながら、どうにか踏ん張る姿が好感が持てました。
まさに、泰麒も陽子と同じく運命にひたむきに立ち向かっているわけです。どうもこのシリーズのキーワードはこれなのかもしれない。
妖魔を折伏する場面と王のもとへかけつける場面は息を呑みました。
それにしても、麒麟に課せられた運命は過酷すぎます。
王を選んでから深く悩み苦しむ泰麒はどうにも可哀相で、とても切なくなりました。
一応はこの巻は円満な結末でしたが、まだまだ今後彼には過酷な運命が待っているようで・・・・先を読むのが楽しみのような、怖いような・・・。

ところで、私の今回のお気にいりは景麒です。
前半、女仙たちに咎められながら、泰麒の相手をする様子が何とも微笑ましい。不器用な優しさが彼の魅力ですね。この頃景麒の主は陽子ではなく、陽子の前王であった予王。彼と予王との哀しい試練は前作に少し語られていましたっけ・・・・ううう切ないです~。

それにしても面白い!!どんどん読み進めていきたい。かたときも十二国記の世界を離れたくない気分です。

ちなみに次男はあっという間に全部読破してしまったようです。
次男のベッドはいつも本がいっぱいで、人のためのベッドなのか、本のためのベッドなのかわからない状況であります。
# by wa-ra-bi | 2005-02-01 21:11 | 読書

親子でハマってます 『月の影 影の海(上)(下) 十二国記』  小野不由美 

親子でハマってます 『月の影 影の海(上)(下) 十二国記』  小野不由美 _b0038756_1337182.jpg試験勉強でしばらくお休みしていた読書をようやく再開、遅ればせながら、今年の読書は積読していた十二国記からスタートです。
実はこの「月の影~」は再読です。
3年ほど前に一度これを読んで、続編は買ったまま、何故か読んでいませんでした。
なんであのとき続けて読まなかったのかなぁ・・・と考えてみたのですが、確か、このあと「燃えよ剣」を読んでそのまま新選組に傾倒してしまい、その後しばらく新選組本を読みあさる日が続いたのでした。

親子でハマってます 『月の影 影の海(上)(下) 十二国記』  小野不由美 _b0038756_13375229.jpgさて今回この本を再読してみて、初読のときと変わらず楽しむことができました。

平凡な女子高生、陽子の前に突然現れた謎の男、ケイキ。ケイキに連れられ海を渡り異界に旅立つ陽子を待っていたのは、思いもよらぬ過酷な運命だった・・。

運命に立ち向かい闘うヒロイン、というのは私のとても好きなテーマです。
何度も裏切りにあい、うちのめされる陽子が、自分の弱ささえもバネにしつつ、強くしたたかに成長していく姿がとても勇気を与えてくれます。半獣、楽俊との温かな友情も嬉しい。

このまま、しばらくは十二国記にどっぷり浸るつもりです。
ちなみに次男も今このシリーズに夢中で、親子でただいまどっぷり浸っています。
# by wa-ra-bi | 2005-01-30 13:37 | 読書

ご無沙汰です

受けた試験は、社会福祉士 国家試験

難しかった・・・・・
撃沈・・・


読書とネットを絶ったこの1ヶ月の生活はそれなりに新鮮ではありました。
いろいろ考えるところもありました。

さすがに読書に関しては禁断症状があらわれてきましたが、「感想を書くために読む」のではなく、もっとシンプルな気持ちで本に向き合いたい気分です。
ネットに関しても、これからはさらにマイペースにぼちぼちやっていくことになると思います。

何に関しても、自分を失わず、ふりまわされず、過ごしていきたいです。
# by wa-ra-bi | 2005-01-25 07:45 | ひとりごと

日々のこと、読んだ本のことなどを書いていきます。
by wa-ra-bi
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わらび(EKKO)
職業はケアマネジャー、趣味は読書、お気にいりは新選組(大河が始まる前から、新選組フリーク)、ワンピース・・・etc  とまぁ、こんな私です。気ままにぼちぼち書いていきます。


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