アン・バランス・ダイアリー
2005-09-22T21:52:52+09:00
wa-ra-bi
日々のこと、読んだ本のことなどを書いていきます。
Excite Blog
『チョコレート工場の秘密』 ロアルド・ダール
http://musk.exblog.jp/3475847/
2005-09-16T00:49:22+09:00
2005-09-22T21:52:52+09:00
2005-09-16T00:48:02+09:00
wa-ra-bi
未分類
R・ダール Q・ブレイク 柳瀬 尚紀 / 評論社
スコア選択:
貧しいチャーリーがチョコレートを口にできるのは、一年に一度、誕生日の日だけ。
チャーリーの町にある世界一大きくて有名なワンカのチョコレート工場は、皆の憧れの的。
あるとき、ワンカの謎のチョコレート工場に5人の子供が招待されることになった。チャーリーも黄金の切符を夢見て・・・。
児童向けだと思って侮ってはいけません。
チョコレート工場という響きからも、甘い夢いっぱいの物語だと勝手にイメージしていたら、なかなか辛口でありました。
チャーリーが黄金切符を手に入れるまでの話は何とも微笑ましくて、とくに4人のおじいちゃんおばあちゃんとの関わりがとてもいい感じでほのぼのしました。
ところが、チョコレート工場の中に入ったあとは、何だか雲行きが怪しくなり、夢いっぱいの工場なのか、人を食べてしまう恐怖の館なのかという趣に変わり・・・というのはちょっと大げさですが(いえ、かなり大げさです)、ふんわりした空気とはひと味違ってきます。
でも、やっぱり工場のなかはダイナミックな仕掛けが楽しくて、たまらなく、魅力的。なるほど映像化にぴったりです。
辛口だなぁ、と思ってしまう場面も、きっと子供にしたら、これくらいの方がわくわくして面白いのかもしれない。もともと童話には残酷性がつきものだというし。
これを読んだ子供たちが、「我がままはやめよう」とか「テレビを見るのを控えよう」とか「おじいちゃんおばあちゃんを大切にしよう」と改心するかといえば、そんな簡単で甘いものではないとは思うけれど、こういった勧善懲悪の物語は、心の根っこに何かをきっと植えつけてくれると、それが本の力なのだと、そう信じたいです。
実をいうと、「チャーリー、工場のなかで、とくに何もしていなかったんじゃない?」と突っ込みたい気もするのですが、家族思いのチャーリーが夢を手にいれることができた大いなるハッピーエンドはただ単純に純粋に嬉しいものでした。
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突然ですが・・・
http://musk.exblog.jp/1936023/
2005-02-06T00:02:05+09:00
2005-02-06T00:01:15+09:00
2005-02-06T00:01:15+09:00
wa-ra-bi
未分類
エキサイトもデザインなどは気にいっていたのですが、ちょっと使い勝手がよくないように思いまして・・。
新しいURLはこちら
とりあえずしばらくこちらで様子を見てみようかと思ってます。
あ、お馴染みサマは勝手にリンクさせていただいております。ヨロシク♪]]>
『風の海 迷宮の岸 十二国記』 小野不由美
http://musk.exblog.jp/1897493/
2005-02-01T21:11:45+09:00
2005-02-01T21:09:49+09:00
2005-02-01T21:09:49+09:00
wa-ra-bi
読書
今度の主人公は泰麒。
泰麒は泰国の麒麟。
麒麟はその国の王を選ぶ。そしてその王に仕える。
王が道をはずすと麒麟は病み、命を落とす。そして王も麒麟が死ぬと死ぬ。
蓬莱国で人間として育った幼い麒麟・泰麒は王を選ぶという、自分に課せられた大任を果たす術を持たず、不安と葛藤の日々を過ごしていた・・・。
まぁ、なんといたいけな泰麒がかわいらしく、いじらしく・・。
心がほんとうにまっすぐで、重圧に押しつぶされそうになりながら、どうにか踏ん張る姿が好感が持てました。
まさに、泰麒も陽子と同じく運命にひたむきに立ち向かっているわけです。どうもこのシリーズのキーワードはこれなのかもしれない。
妖魔を折伏する場面と王のもとへかけつける場面は息を呑みました。
それにしても、麒麟に課せられた運命は過酷すぎます。
王を選んでから深く悩み苦しむ泰麒はどうにも可哀相で、とても切なくなりました。
一応はこの巻は円満な結末でしたが、まだまだ今後彼には過酷な運命が待っているようで・・・・先を読むのが楽しみのような、怖いような・・・。
ところで、私の今回のお気にいりは景麒です。
前半、女仙たちに咎められながら、泰麒の相手をする様子が何とも微笑ましい。不器用な優しさが彼の魅力ですね。この頃景麒の主は陽子ではなく、陽子の前王であった予王。彼と予王との哀しい試練は前作に少し語られていましたっけ・・・・ううう切ないです~。
それにしても面白い!!どんどん読み進めていきたい。かたときも十二国記の世界を離れたくない気分です。
ちなみに次男はあっという間に全部読破してしまったようです。
次男のベッドはいつも本がいっぱいで、人のためのベッドなのか、本のためのベッドなのかわからない状況であります。
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親子でハマってます 『月の影 影の海(上)(下) 十二国記』 小野不由美
http://musk.exblog.jp/1873938/
2005-01-30T13:37:59+09:00
2005-01-30T13:37:28+09:00
2005-01-30T13:37:08+09:00
wa-ra-bi
読書
試験勉強でしばらくお休みしていた読書をようやく再開、遅ればせながら、今年の読書は積読していた十二国記からスタートです。
実はこの「月の影~」は再読です。
3年ほど前に一度これを読んで、続編は買ったまま、何故か読んでいませんでした。
なんであのとき続けて読まなかったのかなぁ・・・と考えてみたのですが、確か、このあと「燃えよ剣」を読んでそのまま新選組に傾倒してしまい、その後しばらく新選組本を読みあさる日が続いたのでした。
さて今回この本を再読してみて、初読のときと変わらず楽しむことができました。
平凡な女子高生、陽子の前に突然現れた謎の男、ケイキ。ケイキに連れられ海を渡り異界に旅立つ陽子を待っていたのは、思いもよらぬ過酷な運命だった・・。
運命に立ち向かい闘うヒロイン、というのは私のとても好きなテーマです。
何度も裏切りにあい、うちのめされる陽子が、自分の弱ささえもバネにしつつ、強くしたたかに成長していく姿がとても勇気を与えてくれます。半獣、楽俊との温かな友情も嬉しい。
このまま、しばらくは十二国記にどっぷり浸るつもりです。
ちなみに次男も今このシリーズに夢中で、親子でただいまどっぷり浸っています。
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ご無沙汰です
http://musk.exblog.jp/1824572/
2005-01-25T07:45:10+09:00
2005-01-25T07:44:28+09:00
2005-01-25T07:44:28+09:00
wa-ra-bi
ひとりごと
難しかった・・・・・
撃沈・・・
読書とネットを絶ったこの1ヶ月の生活はそれなりに新鮮ではありました。
いろいろ考えるところもありました。
さすがに読書に関しては禁断症状があらわれてきましたが、「感想を書くために読む」のではなく、もっとシンプルな気持ちで本に向き合いたい気分です。
ネットに関しても、これからはさらにマイペースにぼちぼちやっていくことになると思います。
何に関しても、自分を失わず、ふりまわされず、過ごしていきたいです。
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遅ればせながら・・・
http://musk.exblog.jp/1701872/
2005-01-12T20:31:10+09:00
2005-01-12T20:29:40+09:00
2005-01-12T20:29:16+09:00
wa-ra-bi
未分類
皆様、今年もよろしくお願いいたします。
現在、ある試験を受けるため勉強の日々です。
はっきり言って、お尻に火がついてます。
正直言って、無茶苦茶難しいです。
でも、やるのなら悔いを残したくないので、やるだけのことはやろうと思っています。
好きな読書もいっさい休止。
ということで、あと10日間、頑張ってみます~~
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「壬生義士伝」
http://musk.exblog.jp/1585305/
2004-12-31T21:49:07+09:00
2004-12-31T21:50:34+09:00
2004-12-31T21:48:17+09:00
wa-ra-bi
映画・ビデオ
「あれ?芹沢鴨が斉藤?何で山南総長が沖田?」と少々混乱しつつ・・・。
そういえば、映画館で観たときは、堺さん演じる沖田が許せなかったなぁ・・・「何にやけてるんだっ!沖田はあんな風には笑わないぞっ・・・!」って。
今観てみると、なかなか堺さんの沖田もいい感じでした。殺陣がかっこよかったですね。
佐藤浩市さんの斉藤もかっこいい!!
でも、個人的には、テレビ東京で制作されたテレビ板の「壬生義士伝」のほうが私は好きです。原作を本当に忠実に描いているので・・・。どうしても2時間でまとめてしまうとなれば、エピソードを選ばないといけないですから、仕方ないのですが。
ちなみにテレビ版の吉村は渡辺謙さん、斉藤は竹中直人さんでした。(この二人もグッドです♪)
映画の余韻がさめず、その春に岩手に飛んでいって「石割桜」を見たことを思い出しました。
次は「輪違屋糸里」の映画化またはドラマ化を・・・!!
今年最後の更新になります。よいお年を~~♪
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「ファインディング・ニモ」
http://musk.exblog.jp/1572793/
2004-12-30T17:53:16+09:00
2004-12-30T17:52:26+09:00
2004-12-30T17:52:26+09:00
wa-ra-bi
映画・ビデオ
息子へのクリスマス・プレゼントに贈ったDVDです。
う~~ん、なかなか面白かった。
ニモを捜すお父さんの気持ちが親として痛いほどわかって感情移入してしましました。
子どもの力を信じること、自分を信じること、そして自分以外の人(この話では「人」ではないですが)を信じること、勇気が必要なことではあるけれど、そういうことって大切なんだと思えました。
ちょっと頭がヨワイ(失礼!)けど、優しくまっすぐなドリーがなかなか魅力的。
鯨に食べられたと思ったら、実は鯨に助けられていた・・・というところがとくに嬉しいエピソードでした。
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隊士座談会
http://musk.exblog.jp/1571590/
2004-12-30T15:05:04+09:00
2004-12-30T15:04:14+09:00
2004-12-30T15:04:14+09:00
wa-ra-bi
新選組!
そりゃぁ、スペシャルのあれだけじゃぁ、全然消化不良でした。
いろいろ楽しい話が聞けたけれど、印象に残ったのは、堺雅人さんが切腹のシーンに向けてトレーニングをして筋肉をつけたこと、藤原竜也さんの演技がいいので、逆に三谷さん自身が沖田の台詞を書くときにプレッシャーを感じていた・・・・というお話。
やはりプロの世界はスゴイ、そしてカッコいい!
あと、「京香さんにアタックしろ」、と竜也くんにけしかけた、という話で、山本耕史さんってプライベートでも本当に土方だなぁ・・・・と妙に納得してしまいました。
わけあって、1ヶ月ほど読書はお休みします。
ほかの皆さんの書評は楽しみに拝読させていただきます~]]>
『天国の本屋 うつしいろのゆめ』 松久淳+田中渉
http://musk.exblog.jp/1516372/
2004-12-25T00:22:11+09:00
2004-12-25T00:21:22+09:00
2004-12-25T00:21:22+09:00
wa-ra-bi
読書
「天国の本屋」シリーズの第2作です。
結婚詐欺を続けては失敗している、「三流詐欺師」のイズミは、アロハシャツの変なおじさんに連れられて、ある老人の家にヘルパーとして通うことを依頼される。
とんでもない偏屈でイヤミばかりの「いけず」(ごめんなさい、これ大阪弁ですか?)な老人の家でのヘルパーの仕事は大変。でも、高額な報酬を頭のなかの電光掲示板にちかちか点灯させて、何とか頑張るイズミ。
でもそんな毎日は意外にもイズミにとって楽しいものだった・・・。
もう定番、って感じですね。おだやかにとても心地よく読み進められます。設定に少し無理があるかなぁ、と思うところもないではなかったですが、全体の優しい雰囲気がいいです。タイトルの「うつしいろ」というのも美しい言葉です。
「待つ」ことの辛さ、「待ち続けること」の真剣な思いに心うたれました。
誰にでも「いつまでも待っているもの、待ち続けていたいもの」ってあるのかもしれないです。
この本の次作が「恋火」なんですよね。その次ってあるのでしょうか?
うちの次男もこのシリーズお気に入りです。
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『誕生日の子どもたち 』 トルーマン・カポーティ 村上春樹訳
http://musk.exblog.jp/1483300/
2004-12-21T22:28:41+09:00
2004-12-21T23:09:44+09:00
2004-12-21T22:27:51+09:00
wa-ra-bi
読書
dame773さんにおすすめしていただきました。
期待以上にとても良かったです!!ありがとうございました♪
お目当ては「クリスマスの思い出」でしたが、どの短編もとても良かった。心にしみました。
無知で本当に恥ずかしいのですが、村上さんって翻訳もされるんですね。
う~~ん、なかなかいい仕事をされてます(→えらそう~~)。
六編の短編がおさめられています。
訳者いわく、これらは『それぞれに少年や少女の無垢さ=イノセンスをテーマにして書かれた物語である』とのこと。
とくに「おじいさんの思い出」「あるクリスマス」「クリスマスの思い出」はカポーティ自身の少年時代をモチーフにした自伝的な作品で、『イノセント三部作』といわれているようです。
この三部作がとにかく素晴らしい。
主人公のバディーは両親の愛に恵まれず、少年時代を親戚の家で過ごしている。そこで一番心を通わせたのは、祖母といってもよいほど歳の離れたいとこのスック。このふたりの関係がとても微笑ましい。ちょうど「西の魔女が死んだ」のふたりのような雰囲気で。
ふたりで過ごすクリスマスは、いつもフルーツケーキを一緒に焼き、自分たちの気にいった友人たち(そのなかには、たった一度しか会ったことのない人もいる)に贈る。ふたりで森にいってツリーにぴったりのモミノキを探しにいく・・・。そして・・・。
クリスマスって、単にプレゼントを交換するだけのものではなく、自分の大切な人たちが幸せに暮らしていけますように、と祈るためのものなんだと、そのために自分に何ができるのか、神はどう思ってくれているのかということを真摯に思いつめるためのものなんだと、楽しみではあるけれど、本当はもっと厳粛なものなんだと・・・この本を読んでそう感じました。
『バディー、私のいうことを聞いておくれ・世の中にはたったひとつだけ、どうしても赦せない罪がある。それは企まれた残酷さだよ。ほかのことはなんだって赦せるかもしれない。でもそれだけは別だ。私の言っていることはわかってくれるかい、バディー?』
「あるクリスマス」は父親への少し屈折した気持ちを描いています。
少年はいつでもどこでもイノセントというわけにもいかない・・・という一面を見せてくれますが、ここでもスックの優しさがバディの心を和らげてくれました。ラストはジーンとしました。
この季節に是非読みたい1冊。
村上さんのきれいな訳がとても魅力的です。オススメです。
『蝋燭は魔法の杖なんだよ。蝋燭に火をともせば、世界はおとぎ話の国に変わってしまう』
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お仕事のハナシ(ケアマネジャー)
http://musk.exblog.jp/1469122/
2004-12-20T17:21:52+09:00
2004-12-20T17:20:05+09:00
2004-12-20T17:20:05+09:00
wa-ra-bi
ひとりごと
激務に追われ抑うつ状態に陥るケアマネも最近多いとか。
そんななか、同じ悩みを持つ仲間が集まるこの研修は、勇気や元気をもらえる場であったりします。
それはよいのですが。
明日は例によって事例検討。とくに明日はそれぞれの抱える「困難ケース」を持ち寄りグループで検討するというもので、こういう類の研修では定番中の定番。
私、これ苦手です・・・。
だってみんなすごいケースを持って来るんだもん・・・・
もう、どろどろの、ねとねとの、こんがりまくってお先真っ暗、みたいな。
・・・なんか「凄さ争い」みたいになってしまいがち・・・そう思うのは私だけ?
ここまでやるか?みたいな。
私にはできない・・・っていうか、私ならそこまでしない・・・っていう気になってしまう。
それじゃぁ、ダメなのかなぁ。
困難さを競っても仕方がない。
シンプルでも、奥深い、基本に立ち返って自分を省みることのできる事例検討がしたいなぁ・・と。
ほんとのひとりごとでした。]]>
あちら側の恋人(?) 『スプートニクの恋人』 村上春樹
http://musk.exblog.jp/1440408/
2004-12-17T22:35:32+09:00
2005-02-17T22:05:03+09:00
2004-12-17T22:33:46+09:00
wa-ra-bi
読書
「アフターダーク」に続いて村上作品。
うむむ・・・なかなか面白かったです・・。
ただ、何というか、感想は書きにくいですなぁ。
「すみれ」は22歳、はじめて恋におちた相手は、17歳年上の既婚の女性「ミュウ」。
そして、すみれを愛する「僕」がいて・・・。
ミュウが観覧車の中から見た光景、あちら側とこちら側という世界観は、先日読んだ「アフターダーク」でも感じることができました。
ラストの電話ボックスの場面などは「ノルウェイの森」のラストを思い出したり。(私は村上作品この3冊しか読んでないんですが)
すみれの感じる孤独感が何故か美しく思えたり。
『どうしてみんなこれほどまで孤独にならなくてはならないのだろう、ぼくはそう思った。』
むむむ・・・何だか書けば書くほど変な感想になっていくような気がするんですが。
文学的というか、ちょっとい翻訳もののような文章の言い回しは、案外心地よかったです。
これはどういう意味、とかいちいち考えなくても、文章の流れに身をまかせるだけで、結構気持ちよかった。不思議な感覚でした。
『あなたって、ときどきものすごくやさしくなれるのね。クリスマスと夏休みと生まれたての仔犬がいっしょになったみたいに』
*こちらでも読書日記書いてます(HNはEKKOです) Book・Diary・Book(本のプロ)
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新選組! 「愛する友よ」
http://musk.exblog.jp/1404872/
2004-12-14T21:11:42+09:00
2004-12-16T23:24:21+09:00
2004-12-14T21:09:56+09:00
wa-ra-bi
新選組!
これが最期の言葉だったんですね。
局長の表情、何とも言えなかったです。淋しそうでしたよ。
心の奥から、祈るように、土方を呼んだんですね。
たまらないラストシーンでした。
捨助、かっこよかったです。
今まで、どちらかというと、あまり好きになれなくて、ちょっとうざったく感じてたのですが、
最終回にして、彼の純情に心打たれました。
夫の斬首をしっかり見届けるツネさん、強いです。
私なら絶対できない。
そして土方・・・。
彼は局長の最期には立ち会わない。
今日がその日だとわかっていて、そのことに触れようともしない。
戦い、闘い、戦い続ける。
彼にとっては「愛する友」への気持ちをぶつける術は、それしかなかったのでしょう。
終わってしまった・・・
隊士ひとりひとりの生き様をしっかり描ききってくれた、最終回。
感動しました。
そして、何ともいえない脱力感・・・・。
本当に素晴らしいドラマでした。ありがとうございました。
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やっぱり東野さんはすごい 『手紙』 東野圭吾
http://musk.exblog.jp/1369438/
2004-12-11T22:02:22+09:00
2004-12-17T22:35:51+09:00
2004-12-11T22:01:31+09:00
wa-ra-bi
読書
積読していたこの本をようやく読めました。
鳩が手紙を運んでいるとてもきれいなイメージの表紙とは裏腹の、とても重いテーマでした。
犯罪を犯した加害者の家族にたった側の小説は、何冊か読んだことがあります。
今年読んだ「13階段」もそうでしたが、この本も本当に、本当にいろんなことを考えさせらました。
犯罪を犯すことの罪の大きさ。
こんな理不尽な差別、あってはならないと思いつつも、これが実際だと認めざるをえない自分がいて。
正々堂々、ってどういうことなのか。
淋しい、ってどういうことなのか。
家族って何だろう。縁を断ち切ることなんて本当にできるのか。
手紙は本当に相手の心情を無視する武器となりうるのか。
もう、いろんなことが心のなかでぐるぐるまわり、胸が苦しくさえなってしまいました。
答えなんか出ない、だからいつまでも自分に問いかけ続けながら生きていくしかないのでしょう。
余韻を残す印象的なラストも秀逸。
東野さんは本当にすごい。小説って素晴らしい、素直にそう思えます。
でも・・東野さんの本に出てくる男性って、ちょっと卑屈で「いじいじ系」が多くないですか?
女性は魅力的なんですけどね。
*こちらでも読書日記書いてます(HNはEKKOです) Book・Diary・Book(本のプロ)
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