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ギルド
1st オリジナル無声映像作品
「人形劇ギルド」
2006.9.20 on sale
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夜があけるまで・・ 「アフターダーク」 村上春樹

b0038756_21535147.jpg私は全くの村上初心者で、今まで読んだ村上作品といえば、約20年前に読んだ「ノルウェイの森」だけという、超ビギナーであります。ですので、おそらく、村上作品を読み続けているコアなファンのかたとは全然違った視点の感想になっていると思うのですが。

しかし何とも感想が書きにくい本ですね。

アフターダークという言葉どおり、夜が更けてから夜が明けるまでの物語。ファミリーレストランで本を読むマリは、夜中にバンドの練習にきた高橋という大学生に出会う。彼はマリの姉、エリの同級生だった。マリによるとエリはこんこんと眠り続けているという。病気でもなくただ眠っている・・。

読みやすいし、読んでいて難解な部分はそれほどない。エリの場面だけはちょっと混乱するのですが、語りがシナリオ調で誰かの視点にたつことなく、あくまで第三者の視点で語られるため、映画を観ているような感覚で、すっと情景が入ってきてくれます。
でも・・やっぱり理解は難しい・・。ストーリー中に展開したことがらは、何も帰着することなく、流れ流れてラストを迎えます。ですから、ストーリー性を要求すると、この本は中途半端で辛いものが多々あります。でも、都会の夜の片隅を切り取ってみるとこんな感じなのかもしれない。そういう意味では現実性があるとも言えます。ストーリーを追求するよりも、登場人物たちが自由に発する言葉にはっとしたり、どきっとしたり、しみじみしたり・・・そんな楽しみかたができました。
コオロギさんの言葉がとくに良かったです。

『人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくものなんやないのかな。』
『世の中にはね、一人でしかできんこともあるし、二人でしかできんこともあるんよ。それをうまいこと組み合わせていくのが大事なんや』

それと意識的に繰り返される「逃げ切れない」という言葉・・・。ちょっと不気味ですが、やっぱりこの本のテーマなんでしょうね~・・。

村上ファンの方の意見を聞きたいです。


*こちらでも読書日記書いてます(HNはEKKOです) Book・Diary・Book(本のプロ)
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by wa-ra-bi | 2004-10-17 21:53 | 読書

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職業はケアマネジャー、趣味は読書、お気にいりは新選組(大河が始まる前から、新選組フリーク)、ワンピース・・・etc  とまぁ、こんな私です。気ままにぼちぼち書いていきます。


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